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Posted by スターリンクさがみ運営事務局 at

2011年11月28日

病気の持つチカラ

先日から、偶然続けて闘病中の知人に会いました。

おふたりとも、女性のガンを抱えています。


「病気になった」という事実を知ることは、

ご本人はもちろん、聞いた側もショックです。


(私は、病気は自分で治せる可能性があるものだ、と信じていますが、

それでも、つらい気持ちになったり、受け止めることが難しいこともあります。)



しかし、知人の会話はとても楽しく、印象的だったので紹介します。



お二人のお話に共通していたのは、

まず、病気になってできるようになったことがある、とのことでした。


・他の人より自分優先になった。

・本気で自分と向き合えた。自分のために、時間も、労力もたっぷり使うようになった。

・自分を飾らなくなった。素のままで、言いたいことは言い、楽になった。


などなど。




「病気にならないと、私の場合はできなかったのよね~

 病気になってやっと、自分に本気で取り組めたの。

 時間も労力も使って、自分の気持ちと向き合ったし、ケアして大切にした。

 そしたら、私、変わったよ!

 いままでいい子ぶってたのか・・?

 素のまんまになってね、素直に病院とか、家族にとか、こんなこと言えるようになっちゃった!

 ビックリ!もう、楽よ~。

 ある意味生まれ変わったような気分。

 よく変わったね~って、自分のことほめたいくらい。」



 お二人ともこころがオープンで、活き活きと輝いて、魅力的でした。


そして、

「病気はね、私の命を奪いたいんじゃないのよね。

 私に、教えたいことがあるのよね。

 もう、ほんとうによーくわかった。」



その言葉を聞いて、

力が抜けていくような、あったかくて、優しい、なんともいえない感動を味わいました。




もちろん、病気になる前に、自分からのメッセージに気づけるのが一番です。

そしたら、病気にならずに済むかもしれません。


でも・・もし病気になったとしても、

病気は私を苦しめたいわけではなく、私を思って、何か伝えたいことがあるだけ。


自分の命を感じながら、病気と向き合った人の、

力強い、本当であろう言葉に、とても勇気をもらいました。




  


Posted by macchi at 14:49Comments(0)